プロフェッショナル仕事の流儀 國中均 はやぶさ2 感想 [プロフェッショナル仕事の流儀 國中均 はやぶさ2]

プロフェッショナル仕事の流儀 國中均さんのはやぶさ2の開発を見ました

ちょうど、万能細胞「STAP細胞」の小保方さんの論文疑惑がニュースになっていますが、國中さんの言葉は心を突き抜けるくらい重い。そして感動しました。

科学者とは、発見できない、解明できない、開発できないと言う恐怖と毎日戦っている。

そんな中、國中さんが迷ったときに相談した恩師の言葉がまたいい。恩師に國中さんが研究を辞めたいと告げたとき恩師は「歩いてもいい、でも止まってはいけない」と語る。

ドラマだ~

その言葉で國中さんは、はやぶさのエンジンを開発する。マイクロ波型イオンエンジン。

地上では1円玉を動かす程度の推力だが、驚異的な持久力を誇る。はやぶさが、たった60キロあまりの燃料で7年間60億キロの航海ができたのも、國中さんのイオンエンジンのおかげだ。

しかし、この研究は東大仲間に「穀つぶし」と揶揄され、実際國中さんは作り上げるのに20年以上の歳月をかけている。

自分の人生で未だ20年も同じことをした記憶はないし、それがどれほど大変なことか想像すら出来ない

だからはやぶさ2の成功を応援せずにはいられない

そして國中さんが真の科学者だと感心させられるのは、今回のはやぶさ2のプロジェクトに次の世代(若者)を積極的に登用し鍛え、育ててることです。

ここにプロジェクトとして一体感が生まれ、相乗的なパワーを引き出していると感じました。

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